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受動喫煙ゼロ宣言(中国5県医師会)

中国5県医師会の連名による、『受動喫煙ゼロ宣言』

中国5県医師会の連名による、受動喫煙ゼロ宣言の発表に関連し、「こどもを受動喫煙から守る」「公共施設の全面禁煙」「飲食店での受動喫煙防止」を明記した禁煙宣言ポスターを作成したのでお知らせする。

『受動喫煙ゼロ宣言』~受動喫煙のない明日を目指して~

肺がんをはじめ虚血性心疾患、脳卒中など多くの疾患と禁煙は関連が強い。喫煙を行うことで、多くの疾患の要因となるならば、“禁煙”がそれらの予防に最も効果的かつ即効性のある方策であることは言うまでもない。

他の先進諸国と比較すると、喫煙率の高い我が国において、喫煙率の低下を図ることは県民の健康を守るために何よりも取り組まねばならない課題である。

また、タバコは吸う本人だけでなく、タバコを吸わない人にも受動喫煙として肺がん・虚血性心疾患・脳卒中などの健康被害を引き起こすことが証明されてきた。

厚生労働省が受動喫煙防止策を強化するなど、様々な団体が、多様な形で禁煙活動へ取り組む気運が高まっており、中国ブロックにおける県医師会としても、中国ブロックの医療職を代表する学術団体として、県民の健康保持・増進に努めるため、「受動喫煙ゼロ宣言」を表明し、受動喫煙のない明日を目指して、次のことに積極的に取り組む。

一.県及び各市町庁舎建物内及び敷地内禁煙、さらには管理保有する公共施設等の禁煙を徹底するため自治体へ強く働きかける

一.保育所・幼稚園、小、中学校、高校、大学、医療機関の敷地内禁煙を徹底・促進させる

一.飲食店を含む不特定多数の人が集まる場所での屋内禁煙を徹底させる

一.幼少期からのがん教育を推進する

一.受動喫煙防止対策と受動喫煙による健康被害について広く啓発し県民の自発的な取り組みを促す

平成29年5月31日
公益社団法人 鳥取県医師会 会長  魚谷 純
一般社団法人 島根県医師会 会長  小村 明弘
公益社団法人 岡山県医師会 会長  石川 紘
一般社団法人 山口県医師会 会長  河村 康明
一般社団法人 広島県医師会 会長  平松 恵一

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