会長挨拶
広島県医師会 会長松村 誠
日本一の県医師会を目指して
去る6月9日に開催されました第135回広島県医師会臨時代議員会におきまして、3期目の広島県医師会長に再選され就任いたしました。この度で3期目となります。
この2期4年間は、一貫して県下全ての市区郡地区医師会の参画による「オール広島の県医師会」を創り上げ、その上で広島県行政・広島大学との官学民一体の「オール広島」で会務を遂行してまいりました。特に、4年間以上に及んだコロナ禍は、昨年5月に感染法上の分類で5類に引き下げられ、一定の区切りを迎え、日常に戻りつつありますが、現在も感染は続いているばかりか、感染拡大により第11波の様相を呈しています。引き続き、「オール広島」体制で厳重に感染拡大防止に努めてまいります。
また、本年元日には震度7の能登半島地震が、そして4月17日には豊後水道を震源とする震度6弱の地震が発災し甚大な被害がもたらされました。今なお能登半島では復興途上です。広島県においても、10年以内に30%、30年以内に70%の確率で南海トラフ大地震が起こり、大災害が予想されていますので、十全なる備えを行うべく「オール広島」で取り組みを進めてまいります。
広島県医師会では、広島県民のみなさんのいのちと健康、そして生活を守るため、引き続き、官・学・民一体となって、大地震などの自然災害や、新型コロナウイルス感染などのパンデミックに備え、十全の準備を進めてまいります。その上で、地域医療を守ってまいります。どうぞ、広島県医師会をよろしくお願い申し上げます。
令和6年6月