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手関節痛

手関節痛を生じる原因には外傷性と非外傷性にわけられます。

外傷性の場合には骨折、脱臼、捻挫(靭帯損傷)があります。骨折の中には当初ははっきりせず、1,2週後にわかる骨折もあり、また特殊撮影でわかる骨折もあります。舟状骨骨折とか、有鉤骨鉤骨折などです。手関節尺側の疼痛を訴える場合は、この部の構造が複雑で診断が困難なことが多く、関節造影とかMRI検査で三角繊維軟骨複合体(TFCC)損傷が判明することがあります。

非外傷性では関節炎、腱鞘炎、変形性関節症、感染、腫瘍(ガングリオンなど骨壊死(キーンベック病)絞扼性神経障害(手根管症候群、ギオン管症候群)などがあり、整形外科での診断が必要です。

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