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側彎症

側彎症は脊柱が様々な原因で曲がる病気です。この変化は急激な成長期(女子10歳、男子12歳)に急激に悪くなり、脊柱の変形が高度になれば肺活量の減少、背腰部痛などを成人になって引き起こすことになります。そこで成長期前後には発見して、監視下におく必要があります。人間は基本的には左右対称ですので脊柱側彎症が疑われる人はこの点についてみればよいことになります。その簡便な方法としては学校検診などで実施されている前屈テスト(身体を前屈させると彎曲した脊柱の部分の変形が強調され、異常を発見しやすくなる)で背部をみれば効果的です。その際起立位での頚部。背部、腰部の左右差も参考にできます。これらの検査をして明らかに異常を感じる人は一般に治療が必要な人といえますので整形外科などでレントゲン撮影をしてください。

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