小児科 熱が出たとき
子どもの体温は、大人より高めです。夕方・食後・眠い時・泣いたりはしゃいだりした後などは少し上がります。熱が高くても、あやせば笑い活気がある場合は、あわてる必要はありませんが、39℃近いときは、手持ちの解熱剤(坐薬・頓服)を使いましょう。嫌がったり寒がったりしなければ、氷枕を使ったり、ぬるま湯で身体を拭くなどしてもよいです。高熱で熱がったり、手足や顔が紅潮しているときは、衣服や布団を1枚減らして熱を発散させましょう。水分をこまめに摂ることも大切です。逆に37.5℃位でも、次のような症状がある場合は、救急を受診しましょう。
- ①ぐったりしてボーッとしている
- ②顔色が青白い
- ③3回以上嘔吐(おうと)がある
- ④息づかいが普段と違う
- ⑤ひどい腹痛がある