耳鼻咽喉科 耳が痛いとき

小学1、2年生までの小さなお子さんで耳が痛いと言うときの多くが中耳炎による耳の痛みです。その特徴は・・・

  1. 1.痛みがしばらく続いた後に、すっと痛みが治まり、またしばらくすると痛み始める。
  2. 2.鼻風邪や扁桃炎(へんとうえん)をおこしているときに多い。
  3. 3.耳だれが出ると耳の痛みを訴えなくなる。

このような場合は、多くが急性中耳炎です。医師が処方する薬を飲むことで治ります。ですから、あわてることはありません。しかし、以下のような症状が加わったら救急の処置が必要な場合がありますので、耳鼻科医に相談をしてください。

  1. 1.耳の痛みに引き続いて、嘔吐(おうと)して、その後ぐったりしている。
  2. 2.高熱が出て、ぼーっとし、元気がない。
  3. 3.耳の後ろや耳たぶの付け根が赤くはれて、耳が立ってくる。
  4. 4.口が開かなくなる。