令和7年9月9日 広島県医師会では毎年9月9日(救急の日)に、救急医療の普及、啓発を目的として一般の方々に分かりやすい小冊子を作成しております。 昨年1年間の自殺者数は過去2番目に少なくなっていますが、依然として高水準傾向にあり、特に小中高生の自殺者は過去最多となっています。 こころは私たち一人ひとりが持つもので、目で見ることも、触ることもできません。また、こころの不調はストレスや不安、思いがけない出来事などがきっかけで、誰にでも起こりうるものであり、気づくこと、早期発見と早期治療がその後の回復や生活の安定につながります。 このたびは児童思春期、統合失調症、気分障害、認知症、発達障害などの多様な精神疾患の治療やリハビリテーションを行っておられる特定医療法人大慈会三原病院の町野彰彦院長に本書をご執筆いただきました。 こころの不調に気がついたとき、周りにこころの不調が気になる方がいたとき、本書をご一読いただき、参考にしていただければ幸いです。一般社団法人 広島県医師会 会長 松村 誠序
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