知っておきたいこころの救急
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21いある場合は、労働基準監督署に相談することもできます。 • 症状が重い場合や、自己対処では改善しない場合は、精神科や心療内科を受診しましょう。診断書を提出することで、休職や配置転換など、会社側に対応を求めることも可能です。 • 休職期間中は、傷病手当金などの社会保障制度を利用できる場合があります。職場は、個人の能力だけでなく、チーム全体のパフォーマンスが求められ①パフォーマンスの低下:  • 仕事のミスが増える、効率が落ちる、納期に遅れる  • 集中力や判断力が低下する  • 業務中の居眠り、ぼーっとすることが増える②言動の変化:  • ため息が多い、表情が暗い  • 会話が少なくなる、または攻撃的になる  • 愚痴や不満が多くなる  • …「疲れた」「しんどい」といった発言が増える  • 身だしなみが乱れる③身体の不調:  • 遅刻や早退、欠勤が増える  • ……「頭が痛い」「お腹の調子が悪い」など、体調不良を訴えることが多  • 体重の増減が激しい3.同僚や部下の「こころの不調」に気づいたら⑸医療機関を受診する:る場所です。同僚や部下の「こころの不調」に気づいたら、職場全体でサポートしていく意識が大切です。⑴職場でのサインを見逃さない

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