知っておきたいこころの救急
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16談のホットラインが役立ちます。されることがあります。また、コロナ禍では、感染症の影響によるこころの不調に対応するため、国や自治体が特設の相談ダイヤルを設けるケースも見られました。これらの情報は、各自治体のウェブサイトや広報誌で確認できます。緊急性が高い、あるいは今すぐ誰かに話を聞いてほしい時には、電話相いのちの電話24時間365日、全国どこからでも利用できる電話相談サービスです。匿名で、つらい気持ちを聞いてもらえます。専門の訓練を受けたボランティアが対応します。こころの健康相談統一ダイヤル厚生労働省が設置している電話相談窓口で、全国どこからでも共通の電話番号で地域の精神保健福祉センターや保健所の相談窓口につながります。…… https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/kokoro_dial.html特に災害発生時には、被災者支援として臨時のこころのケア相談窓口が開設これらのホットラインは、緊急時の最後の砦となり得る重要な存在です。 • 地域包括支援センター:主に高齢者の総合相談窓口ですが、精神的な不調を抱える高齢者やその家族への支援も行っています。介護や生活支援と併せて、こころのケアにも対応します。 • 福祉事務所:生活困窮者への相談支援を行っており、精神的な問題が生活に影響を与えている場合に、生活保護などの社会福祉制度と連携してサポートします。 • 支援団体・ピアサポートグループ:同じような経験を持つ人たちが集まり、互いに支え合う「ピアサポート」の場も、大きなこころの支えとなります。精神疾患の当事者会や家族会などがあります。3.4.その他の支援機関SOSホットライン・いのちの電話:緊急の電話相談

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