4図1 バイスタンダーによる心肺蘇生処置 ①反応があるか確認して何らかの「応答」や「しぐさ」がなければ119番通報と ②胸と腹部の動きを見て普段通りの息をしていなければ直ちに胸骨圧迫(心臓マッ ③人工呼吸ができる場合は胸骨圧迫を30回+人工呼吸を2回(1回1秒かけて吹 ④AEDが到着したら電源を入れて電極パッドを装着し、音声ガイドに従う。 ◎新型コロナが流行していたら ・成人には人工呼吸をしない(胸骨圧迫のみ)。 ・小児には、できる場合は人工呼吸を組み合わせる。胸骨圧迫(心臓マッサージ)を■胸の真ん中■が目安AEDの手配。サージ)を行う。き込む)を交互に繰り返す。胸が、少なくとも5センチメートル胸が、少なくとも5センチメートル胸が、少なくとも5センチメートル胸が、少なくとも5センチメートル沈むように沈むように小児・乳児は、小児・乳児は、小児・乳児は、胸の厚さの約1/3胸の厚さの約1/3胸の厚さの約1/31分間あたり、100〜120回のテンポで1分間あたり、100〜120回のテンポで1分間あたり、100〜120回のテンポで1分間あたり、100〜120回のテンポで絶え間なく中断は、最少に強く速く速くする場所は このような緊急度が高い状態の場合には、一刻も早く救急車を呼ばなくてはなりません。3)最も緊急度の高い状態 最も緊急度の高い状態は、心肺停止状態と窒息状態です。この場合は、救急車を呼んで救急隊が到着するまでの時間的余裕もありません。救急隊が到着するまでの間、バイスタンダーと呼ばれる、患者のそばにいる人によるその場での心肺蘇生法(図1)や窒息解除法(後述)の施行が必要となります。
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