知っておきたい新型コロナウイルス感染症の後遺症

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図９．後遺症の持続期間広島県感染症・疾病管理センターHP（新型コロナ後遺症アンケート結果：https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/471349.pdf）から引用半年〜1年（28％）1年以上49人1〜2ヵ月（15％）75人（23％）90人3〜5ヵ月111人（34％）無回答 1人19n=326　後遺症の持続期間では、約６割の患者さんで半年以内に症状は治まっているものの、逆に15％の患者さんでは１年以上も症状が続いていました（図９）。また、重症度別に見ると感染時に中等症あるいは重症となり、酸素吸入やステロイド、免疫抑制剤などの入院治療を受けた人ほど後遺症に悩まされる傾向にありました（図10）。このことから、万が一新型コロナウイルスに感染した場合に、後遺症を予防あるいは軽度に抑えておくためにも、重症化しないことが重要であると考えられます。