知っておきたい新型コロナウイルス感染症の後遺症
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16図7.後遺症の有無と社会生活への影響広島県感染症・疾病管理センターHP(新型コロナ後遺症アンケート結果:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/471349.pdf)から引用(または4週間未満で完治)628人(66%)なしn=954あり326人(34%)とてもある 49人(15%)(感染前の生活ができない(休職等))まあまあある 76人(23%)あまりない 137人(42%)まったくない 55人(17%)無回答 9人(3%) 広島県でも同様に、県内の新型コロナウイルス感染症患者を対象としたアンケート調査が実施されました。2020年3月〜2021年10月までの間に感染した患者さん2,025名が対象で、うち954名(47.1%)から回答が得られています。 954名のうち後遺症があると答えたのは34%に当たる326名で、そのうち社会生活への影響が「ある」と答えた人は、「とてもある」49名、「まあまあある」76名でした。実に約4割の患者さんに後遺症による何らかの影響が見られています(図7)。なお、「とてもある」と答えた人の中には、休職するなど感染前の生活ができないほどの後遺症に悩んでいる人が見られました。【後遺症の有無】【社会生活への影響】広島県における後遺症の実態広島県における後遺症の実態

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