)%(度頻0014図5.後遺症はいつまで続くのか?(https://doi.org/10.1101/2021.09.22.21263998)から引用、一部筆者にて改変1007550251002006ヵ月後 26.3%30040012ヵ月後 8.8% 国立国際医療研究センターが昨年まとめたデータ(主にアルファ株、デルタ株)によると、日本国内で新型コロナウイルス感染症から回復した457人の調査では、ほとんどの場合、1年以内に症状は改善しますが、発症時もしくは診断時から6ヵ月経過時点で26.3%、12ヵ月経過時点で8.8%の人で何らかの後遺症が残っていました(図5)。また、男性と比較して女性ほど倦怠感、味覚・嗅覚障害、脱毛が出現しやすく、味覚障害が遷延しやすいことが判明しています。さらに、若年者ややせ型であるほど味覚・嗅覚障害が出現しやすいことが分かりました(図6)。少なくとも1つ以上の症状を有する割合発症からの日数後遺症の持続時間と特徴後遺症の持続時間と特徴
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