第80回(令和4年4月13日)新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードワクチン接種歴別の新規陽性者数(3/28−4/3)(資料2−4)から引用44【ワクチン接種回数と感染予防効果】 オミクロン株が主流となった2022年3月28日からの1週間にHER-SYS(新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム)に登録された全国の新規陽性者(無症状者を含んでいます)を、ワクチン接種回数別、年齢階級別に集計しています。陽性者数(折れ線)は3回目ワクチン接種の遅れる若年者が大多数を占めています。 どの年齢階級でも、ワクチン接種回数が増えるに従って陽性者数が減少しています。全人口ではワクチン未接種者で人口10万人あたり481.7人、接種回数が2回で197.0人、3回で48.3人と減ってきます。特に高齢者ではその効果が顕著で、90歳以上ではワクチン未接種者13,635人中新規陽性が469人で人口10万人あたり3,439.7人が陽性となっていましたが、ワクチン接種回数が2回、3回と進むにつれて44分の1(78.2人)、 100分の1(34.5人)と減少しています。
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