ワクチン接種“守り”から“攻め”への転換 副反応をよく理解してワクチン接種へGO! ~新型コロナウイルスに負けないぞ!~ 第2版
36/58

城西国際大学 HP(https://www.jiu.ac.jp/academic-covid-19/detail/id=11298)から引用33【mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン】 ヒト細胞(気道上皮細胞)の表面にあるACE2に吸着するウイルス表面のトゲトゲ構造、スパイクタンパク質(S)(▲が示す部分)を無効にすればウイルスはヒト細胞にとりつくことができず、ウイルスの増殖が止められます。 スパイクタンパク質を邪魔することは、ウイルスの複製のみならず、ヒト細胞へとりつくことで発揮される毒性も弱めることができ、発症、重症化を食い止めることが期待されています。 ウイルスゲノムRNAの中でも、上図のスパイクタンパク質の設計図部分のRNAだけを合成することで、ウイルス感染の重要なパーツであるスパイクタンパク質だけを作る設計図が用意できます。

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る