23鼻、喉の炎症で喉の痛み、鼻水、咳、痰、発熱、頭痛、体のだるさなどかぜ症候群(いわゆる風邪)炎症が鼻、喉からもっと奥の連続する気管から気管支へと波及した状態。症状はかぜ症状に加えて、咳、痰がより強くなる。病原体が肺に感染し、炎症を起こした状態。咳、痰、特に色のついた痰、発熱、呼吸困難などが出現して、入院治療が必要になる場合がある。細菌が唾液や食べ物などと一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで発症する肺炎。嚥下障害のある高齢の人や、脳梗塞の後遺症、パーキンソン病などの神経疾患に多くみられる。突然の発熱(通常38℃以上の高熱で、発熱のない場合もある)、頭痛、体のだるさ、筋肉痛、関節痛など。約1週間で軽快することが多い。気管支炎肺 炎誤嚥性肺炎インフルエンザかぜ様症状から重症肺炎、下痢などの消化器症状など多彩で、自覚症状のない感染者も多くみられる。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)症 状80〜90%はウイルスが原因。ライノウイルス、コロナウイルス(新型コロナウイルスとは別のコロナウイルス)など。一般細菌、肺炎マイコプラズマや感冒の原因になるウイルスなど。肺炎球菌、インフルエンザ菌、肺炎マイコプラズマ、ウイルスなど。誤嚥される口腔内の病原菌インフルエンザウイルス。インフルエンザウイルスにはA、B、Cの3型がある。文字通り新型コロナウイルスによる感染症。このウイルスはSARS-CoV-2と名付けられ、このウイルスによる感染症はCOVID-19と呼ぶ。原因病原体主な呼吸器感染の種類と原因病原体
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