28 「家庭でできる呼吸器感染対策−特に新型コロナウイルス感染症対策を中心に−」の小冊子作成に当たり、現在、私たちが気をつけなければならないことは、やはり新型コロナウイルス感染対策が最優先となります。一時収束するかに見えた感染者数も緊急事態宣言の解除後、再び増加しています。 治療薬やワクチンが確立するまで、長期間にわたって感染拡大を防ぐために、飛沫感染や接触感染、さらには3密への対策を、これまで以上に日常生活に定着させ、持続させなければなりません。この小冊子を参考に、「新しい生活様式」と呼ばれる生活習慣を身につけてください。新型コロナウイルスに関してはまだまだ解明されていない部分があります。今後、新しい知見が続々と出てきますが、常に情報のアンテナを立てておいて、「感染拡大防止の対策」と「社会経済活動の維持」との両立ができますよう祈念いたします。 なお、小冊子の内容は校了時の情報に基づくものです。さらなる変化については広島県医師会、厚生労働省、広島県などのホームページで確認して下さい。医療法人 津谷内科 津谷内科呼吸器クリニック津 谷 隆 史令和2年9月9日おわりに
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