家庭でできる呼吸器感染対策-特に新型コロナウイルス感染症対策を中心に-
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Q  熱や咳があります。どうしたらよいでしょうか?A 発熱などのかぜ症状がある場合は、仕事や学校を休んで、外出は控えてください。感染拡大の防止にもつながる大切な行動です。そして、かかりつけ医に電話相談してください。症状の軽い場合は、そのまま療養していただき、様子をみていただくこともあります。その際に、咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の人に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。10特に、 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のある方、高齢者、妊娠している方、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)など)がある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方、症状が長引く方は要注意です。早めに医療機関や保健所に連絡してください。5)検 査現在感染しているかどうかを調べるにはPCR検査、抗原検査があります。検査は鼻、咽頭ぬぐい液や唾液が用いられます。これから新しい検査方法が開発されることが期待されています。

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