広島県医師会では毎年9月9日(救急の日)に、救急医療の啓発を目的として一般の方々に分かりやすい小冊子を作成しております。今年は「知っておきたい子どもの救急」をテーマに、広島県小児科医会の先生方にご協力いただきました。 子どもの病気の観察ポイントや家庭でのケア、受診を急ぐべき症状などを分かりやすく説明しています。子どもの体は大人に比べて小さいだけでなく、あらゆる機能が発育途中で調整能力が高くありません。 これから成長していく子どものために、周りの大人は日頃から子どもの様子を観察し、生涯健康に過ごせるようサポートしていくことが大切です。 本書により応急処置に関する正しい知識を身につけていただき、緊急時に適切な対応をとれるよう備えていただければ幸いです。一般社団法人 広島県医師会 会長 平 松 恵 一令和元年9月9日序
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