知っておきたい薬物の乱用・依存に関する基礎知識
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Ⅰ22グ(0.2%)薬物物乱用のの経験04%率0.4%率喫煙煙・飲酒酒の経験験率25.0%1.3%20.0%1.1%15.0%07%0.7%0.6%10.0%0.5%04%0.4%5.0%0.0%1996199619981998喫煙一人で飲酒図表1.全国中学生における喫煙・飲酒・薬物乱用の生涯経験率の推移全国中学生における喫煙・飲酒・薬物乱用の生涯経験率の推移(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部)1.3%12%1.2%1.1%0.9%0.5%0.5%0.5%04%0.4%04%04%0.4%0.4%04%04%0.4%0.4%20002000200220022004200420062006シンナー乱用脱法ドラッグの乱用1.4%12%1.2%1.0%0.8%0.8%07%0.7%0.6%0.5%0.3%0.3%0.3%0.3%0.2%0.2%0.2%0.0%200820082010201020122012大麻乱用覚せい剤乱用 わが国における最近の薬物乱用の概況については、後半の解説の部を参考にしていただくとして、ここでは中学生の薬物乱用の状況を見てみましょう。 図表1は全国の中学生における喫煙・飲酒・薬物乱用の生涯経験率の推移状況を表しております。 紫色の棒グラフは<喫煙>をこれまでに一度でも経験したことを示す生涯経験率です。青色の棒グラフは<一人で飲酒>の生涯経験率です。紺色の折れ線グラフは<シンナー乱用>の生涯経験率の推移を示しております。2000年以降中学生における<喫煙>、<一人で飲酒>、<シンナー等有機溶剤の乱用>の生涯経験率は共に確実に減少傾向にあります。しかし、緑色折れ線グラフの<大麻乱用>の生涯経験率と赤色折れ線グラフの<覚せい剤乱用>の生涯経験率は2004年以後完全に重なり合っておりますが、共に横並びからわずかに減少傾向が窺える下げ止まりの状況です。加えて、2012年には、新「喫煙・飲酒・薬物乱用に関する全国中学生意識・実態調査」の結果から

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