日常生活で危険因子を減らす心掛けを 脳梗塞を引きおこす危険因子としては「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」「喫 血栓をできにくくする薬を医師の指示どおりに服用してください 血栓をできにくくする薬は、“ねばねば”した血液を“さらさら”にする 高血圧糖尿病高脂血症1617 入院後1週間くらいまでの時期に開始します。寝たままで行います。 入院後、1週間〜3週間くらいまでの時期に開始します。 煙」「過度の飲酒」「肥満」「ストレス」などがあります。退院した後も、危険因子に対する治療を行うなど、日常生活でこれらを減らすことをできる限り心掛けてください。これまでの生活習慣を見直すことは、脳梗塞の再発を予防する上でとても大切なことです。かかりつけ医に相談ください。 効果がありますので、これらを正しく服用することは、脳梗塞の再発を予防する上でもっとも大切です。勝手に飲むのをやめてはいけません。抜歯や小手術では、薬を休むことなく行います。 脳血栓症の治療薬(アスピリン、チクロピジン、クロピドグレル、シロスタゾール)抗血小板薬(動脈内に血小板の固まりによる血栓ができるのを抑える薬) 脳塞栓症の治療薬(ワルファリン) 抗凝固薬(心臓や静脈内に血液の固まりができるのを抑える薬)前期[ベッドから起きて座れるようになるまでの訓練] 後期[歩行訓練/身の回りの動作訓練] 急性期 救急医療機関 維持期 リハビリ専門病院 服用中の注意 通常、回復期リハビリテーションが終了すれば退院となります。●勝手にやめないこと●抜歯や検査だけではやめてはいけません。 医師に相談を。 ●まとめて服用したりしないこと●他の薬(風邪ぐすりや抗生物質)を服用する ときは医師に相談を●塩分を控えた食事療法 ●血圧を下げる薬を正しく服用●カロリーを減らした(の少ない) 食事療法 →血糖値コントロール ●運動療法●血糖降下薬やインスリン注射●動物性脂肪分を減らした食事療法 ●運動療法●必要に応じて薬物療法入院初期の急性期リハビリテーション 脳梗塞の再発を予防するために(入院した後の日常生活)
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