本会では毎年、救急医療の一環として、一般の方々を対象にそのときどきのテーマに対する病気の知識を深めていただき、家庭でできる処置や予防について分かりやすい内容の小冊子を作成し、普及啓発に努めております。 今回は、感染症対策を題材としております。本書では、「微生物の感染経路」にはじまり、「接触感染経路予防策」「飛沫感染経路予防策」等の内容となっています。また、附録として、腸管感染を主にした「食中毒Q&A」を追加、食中毒を理解し、食中毒にかかったときどのように、またかからないためのノウハウをQ&Aによって分かりやすく説明しております。 この小冊子は、ホームケアの参考として、適切な判断の手助けとなる内容となっています。みなさま方のお役に立つものと思いますので、広くご活用いただければ幸いです。 なお、執筆監修をいただきました、広島県医師会感染症対策委員会委員の先生方に心から感謝申し上げます。 平成19年9月 広島県医師会長 碓 井 静 照 序
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