ひとくちメモ 喫煙などの生活習慣について・・・ AEDと直接関係は無いのですが、AEDが有効な致死的不整脈は、心筋梗塞が原因で生じていることが多いのです。発生した不整脈を止めることも大切ではありますが、原因疾患である心筋梗塞の予防がより重要です。つまり、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満を放置せず治療し、喫煙や運動不足、睡眠不足、食生活の乱れ、といった悪い生活習慣を改善することからはじめましょう。 1819フィリップス(フクダ電子) ハートスタートFR-2 http://www.medical.philips.com/jp/products/resuscitation/products/hsfr2/ index.html http://www.fukuda.co.jp http://www.fukuda.co.jp/products/fr2html フィリップス(フクダ電子) ハートスタートHS-1 http://www.medical.philips.com/jp/products/resuscitation/products/hs1/ index.html http://www.fukuda.co.jp http://www.fukuda.co.jp/products/hs12html 日本メドトロニック株式会社 ライフパックCR Plus http://www.medtronic-lifepak.com/aed/crplus01.html 日本メドトロニック株式会社 ライフパック500Bシリーズ LP500バイフェージック3ボタンとLP500バイフェージック2ボタンの2機種あり http://www.medtronic-lifepak.com/aed/product01.html 日本光電 AED-9200 http://www.nihonkohden.co.jp/aed/ 広島県のHP:救急ネット広島/公開情報/AED普及促進に関する報告書 http://www.qq.pref.hiroshima.jp/qq/qq34tpmnlt.asp http://www.qq.pref.hiroshima.jp/qq/pdf/ 本書のHP(広島県医師会のホームページ 9月9日掲載予定) http://www.hiroshima.med.or.jp/main.htm有効の機種が一般的ですが、寿命の短い機種(約2年)もあります。 機種によっては、アナウンスが文字で液晶画面にも表示されるものがあります。 定期的に機械が、電池(全機種)や電極の状態(一部機種)をチェックし、異常があればアラーム音や表示でわかるようになっています。 上記のように機械自身が定期的に自己チェックしますが、管理者による定期的な巡回調査が必要です。 AEDの基本操作:音声ガイドに従う。 ステップ.1 電源を入れる パッドをはる ステップ.2 指示に従って安全確認をしてショックボタンを押す。 ステップ.3 AEDの注意点 ①パッドをしっかりと直接皮膚に貼る。→動作不良、熱傷の危険 ②解析中は、体・機械・コードに触れない。→誤判定の危険 ③ショックボタンを押す時には、確実な安全確認。→周囲の人の安全確保 その他の注意点 ①AEDのみでは、有効性は限られます。 ②意識と呼吸が無ければ、心臓マッサージ(胸骨圧迫)を実施ください。 ③可能であれば人工呼吸も実施ください。 ④AEDが「脈や呼吸が無ければ、心臓マッサージや人工呼吸を開始ください」あるいは、 「ショックは不要です」などのアナウンスした場合、直ぐに、心肺蘇生を再開してくださ い。 ⑤汗や雨などで体が濡れて類いる場合は、乾いたタオルで、パッドを貼る前胸部を拭いてか ら、電極パッドを貼ります。患者の背面は水に濡れていてもかまいません。 ⑥心臓ペースメーカーなどの器具が体内に装着された方の場合、体表から触れてわかる器具 の出っ張りから、2〜3センチ以上離してパッドを貼れば、AEDは使用可能です。 【エラー メッセージ】 パッド(電極)を貼ったのに、「電極パッドを貼ってください」とか「接触が不良です」などのアナウンスが続く場合。 ①電極パッドをしっかりと肌に押し付けてみる。 ②電極と機器をつなぐコードが確実に接続されているか?確認する。 ③胸毛が多い場合は次のような対応を試みる。胸毛の少ない部分に移動する。パッドを勢い よく剥がし、その粘着力で毛を剥ぎ取る。カミソリで剃る。 ④新しい電極パッドに交換してみる。 ガイドライン2000対応AEDと2005対応AEDに関して 現在、「ガイドライン2000」という方式にそってプログラムされたAEDと、「ガイドライン2005」にそってプログラムされたAEDが混在しています。 救急現場では、手元にある機種の音声指示に従ってそのまま行動しましょう。 「ガイドライン2000」と「ガイドライン2005」のAEDのプログラムの違いは? 最大の違いは、電気ショック(除細動)後のアナウンスです。ガイドライン2005対応機種では、電気ショック(除細動)の成功・不成功にかかわらず、1回の電気シッョク毎に心肺蘇生にもどります。2000対応機種では、電気ショックの実施毎に心電図を判定し、除細動が成功するまで連続3回まで電気ショックを繰り返します。 まとめホームページ紹介 その他、AEDという機械について バッテリーで作動しており、コンセントなどからの電源は不要です。バッテリーは4〜5年① ② ③ ④
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