
毎回多彩な芸術作品が出品される、医家芸術展の紹介です。
第46回 広島医家芸術展
生田 義和「夢の島よカプリ」
朝霧煙る蒼き峯 緑に萌える島 花の香豊かに香る 夢の島よカプリ バラの咲くあの道 鳥鳴く丘よ 想い出はるかなカプリ いつの日かまた訪ねん うるわしの島カプリ(久野静夫作詞 一部作者改変)


江川 政昭「秋の訪れ(吉和)」
吉和にくるとその自然の中に春夏秋冬それぞれの季節の変化を感ずる。


大井 眞澄「島のテーラー」

奥田 哲章「水面に映えるサンタマリア塔(アルハンブラ宮殿)」
アルハンブラ宮殿の優美な建築群は見事であり、取り巻く庭園も素晴らしく心奪われる。噴水や池を配して新緑の木立や花々とマッチしてそれは美しい。睡蓮が咲き始めた水面にサンタマリア塔がくっきり映えていた。


落久保 万里子「裸婦と花」
絵画教室で描いたクロッキーの裸婦に色を置き花をそえてみました。


喜多村 功「風の音」
着物姿のモデルさんを描く機会がありました 和風の画面構成を行ってみました


国原 玄一郎「あやめ」
今年も咲いた白と紫のあやめ。少し見下ろす構図で描いてみました。


蔵本 信子「ドルダーグランド ホテル(スイス)」
スイス旅行の時、チューリッヒの高台にあるヴィクトリア様式のホテルに泊まりました。広大な敷地の裏庭は花鉢で縁取られ、眼下は美しい町並、湖、山々と続き、近隣に歴史遺産も多くあり、欧州文化の高さを実感しました。


坂上 正樹「平原の遊歩道(大山)」
11月下旬、紅葉の季節が過ぎ、山は冬支度を始めている。雨にけむる遊歩道を歩いてみた。厚く積もった落ち葉と白樺の幹、わずかに残る紅葉、遠くにかすむ山々。寒くて体は冷え、絵筆を持つ手はかじかんでしまった。


坂下 昇「秋の伯耆大山南壁」
冠雪の大山とその麓の紅葉の山々の風景を昨年11月中旬に描いて来ました


迫田 勝明「領事館の庭」
早春の台湾高雄の領事館の庭です。


周 鉅文「洋子」
洋子はダ・ヴィンチ絵の技法、Sfumato(スフマート)法を学び、応用試みましたが。煙のような効果は多少感じ取れますでしょうか。


末田 敏「下蒲刈島港」
7月上旬、梅雨の晴れ間をみつけて久し振りに写生に出かけました。安芸灘大橋を渡り、しばらく坂道を登ったところに下蒲刈島の港が見下ろせる小さな広場があり、とりあえずそこで描いてみることにしました。


鷹橋 照子「夏の思い出が冬を通り過ぎた」
夏と冬の対比を楽しんだ。同じ背景が季節によって輝きを変える様を切り取ってみた。寒く侘しい心が春色になって戻って来ることを期待したい。


竹内 仁志「ハクサイ」
鍋でおなじみのハクサイ。大好きな野菜の一つである。繊細で複雑な模様の葉脈や新鮮でさわやかなイメージカラーである緑と白のコラボレーションを表現してみました。


辰川 自光「風景 山村残雪」
三和町上阿下の残雪のある田舎の風景を描いてみた。


中澤 砂土子「刻」
瑞々しい花の刻が移り、変わっていく。その刻が楽しい


中澤 彪「湖畔」
ジュネーブ(スイス)でミラノ(イタリア)行きの国際特急に乗った。左手に湖が現れ、巨大な邸宅の傍を通り過ぎた。嘗て熱血詩人バイロンが住んでいたと聞いた。昭和50年の秋であった。


中林 昭策「寺院遠望」
尾道は寺の町である、国宝の二重塔のある浄土寺を下から描いた。


新本 稔「ハワイの夕暮れ」
ハワイはいつ行ってもいい。ハワイアンの音楽を聴きながら、ホテルのベランダにいると、潮騒と潮の香り。幸せな気分に浸りながら見る、夕方のダイアモンドヘッドもまた素敵だ。記念になるように絵筆をはしらせた。


蜂須賀 彬夫「ふるさとの鉄橋」
子供の頃、肝試しにこの橋をよく渡りました。


原田 廉「洋梨」
洋梨にはいろいろな種類があり、日本ではラ ・ フランスが代表格である。曲線が美しい果物、ビーナスのような豊穣な体をなし、皮肌、艶もなにやら艶めかしい。安定感があるようで一つ一つが勝手に転がる様が面白い。


藤髙 昇太「足元の愛から始めよう」
社会の問題より、ケンカと仲直りの方が大事である。特に子供にとっては。


宗盛 惠美子「東京は生きている」
東京へ出張した時泊まったホテルの窓から見やった景色に見とれ、10号のスケッチブックを買って、再度そのホテルへ行き2泊して水彩の絵にしました。


渡辺 圀武「エリザベス門(ハイデルベルグ)」
ハイデルベルグ城に残された、この赤茶けた古い門は、フリードヴィヒ5世が散歩好きの妃エリザベスの19歳の誕生日プレゼントに、一夜で造らせたものとかで、その前で写真を撮ると幸せになれるとの言い伝えがある。


