46周叔輝、大正14年台湾生、基隆、台北育ち、飛び級入学で東京帝国大学農業経済学部に入学。昭和18年卒業後、秋田駐屯地にて軍の将校になり、昭和天皇から馬1匹賜り、敗戦後、毅然と台湾に帰り、台中にて農業経済に携わって台北大学の建設、政教界エリートの交流など活躍し、残念ながら奉公のあまり、台湾奥の森の視察で蚊にかまれ、熱帯熱重症マラリアに罹患し、黒水熱に陥って歿。当時小学校で同級生の母によると叔輝が日本に残留した場合、自分の姓は北村に変わるといいました。大正・昭和時期 台湾の東大生周 鉅文
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