第36回医家芸術展
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62文化元年(1804)世界に先駆け、曼蛇羅華(チョウセンアサガオ)を主成分とする「通仙散」を用いて全身麻酔下に乳癌手術を成功させた。その蔭にあった家族の献身的な協力もよく知られている。しかし、広島出身吉益東洞の門下生で、蘭学も修め、秀れた教育者として多くの人材を世に送りだしたことも忘れてはならない。華岡青洲先生杉村  功 

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