救急小冊子

救急小冊子のお申し込み

緊急時の対策や予防など様々な情報をご覧いただけます。

※救急小冊子内の記載事項及び連絡先等は発行当時のものです。

腹痛-おなかが痛いとき-

目次

4.子供の腹痛

小児科領域においても腹痛は最も多い症状であり、大人の場合とは病気の種類などで異なる。
特に、乳児の場合、腹痛を言葉で表現出来ないため、表情や全身の姿勢で示しているので、母親はその強さをある程度見分けることができる。即ち、痛みの強いとき、かん高い泣き声、両脚を屈曲させたり、顔の苦悶状表情などである。
幼児期では腹痛を“イタイ”という言葉で表現できるが、その子供にとって、はじめての経験であった場合、いろいろな表現で言うため、両親の適当な判断が 必要である。また、腹痛以外に嘔吐、下痢、発熱、脱水症状など他の随伴症状も重要である。小児の腹痛の原因疾患は急性・一過性のものが約半数を占め、急性 胃腸炎、急性大腸炎、周期性嘔吐症などであり、その他腹腔外の病気ではとくに急性扁桃炎、上下気道炎などが多い。
また、発作性反復性の腹痛は精神的要素が多く、てんかん、アレルギーなどが原因と考えられている。


前ページ:「3.腹痛の部位と病気の種類」へ 

戻る

 次ページ:「5.高齢者の腹痛」へ