救急小冊子

救急小冊子のお申し込み

緊急時の対策や予防など様々な情報をご覧いただけます。

※救急小冊子内の記載事項及び連絡先等は発行当時のものです。

腹痛-おなかが痛いとき-

目次

11.腹痛の治療

(1) 内科的治療

前述した腹痛を緩和する処置で、腹痛の除去が不能の場合、診療所、病院を訪れ、その痛みの原因となる病気を見いだし、原因疾患の治療と症状を除去するため内科的治療(薬物療法)がある。

a)鎮痙剤

内臓痛に村し、痙攣を抑制するため、抗コリン剤(アトロピン、スルピリン)や COMT 阻害剤などが用いられる。

b)鎮痛解熱剤
インドメサシン、アスピリン
c)非麻薬性鎮痛剤
ペンタゾシン
d)麻薬性鎮痛剤
モルヒネ、ペチジン
e)精神安定剤、催眠鎮痛剤などが腹痛の対症療法として用いられる。

(2) 手術的治療

手術は腹痛に村する原因除去として根治的な治療法の代表であり、主として急性腹症に村し行われる。これには、腹痛を引き起こす障害臓器の切除(虫垂炎、胆嚢炎、胃腸の切除)、障害病変の是正(腸閉塞、腸捻転)や腹膜炎など感染等に対する手術などがあげられる。
また、癌性疼痛、慢性膵炎のような頑固な腹痛には神経切除術による疼痛の軽減も試みられている。

前ページ:「10.腹痛の原因確定のための検査」へ 

戻る

 次ページ:「おわりに」へ