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知っておきたい予防できる海外での感染症

目次

黄熱病

黄熱病も蚊によって媒介される感染症で、ワクチンで予防可能です。図6は2012年にWHOが予防接種を推奨する地域として発表したものです。流行地域に入国する際は、イエローカード(接種証明書)を求められる場合があります。また黄熱病の流行地域にある国に、飛行機の乗り継ぎで一時滞在した場合でも、最終到着地でイエローカードの提示を求められる場合があります。厚生労働省検疫所(FORTH)のホームページ(http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html)では、国別に入国時のイエローカードの必要性について詳細に書かれています。渡航前にご確認ください。

図6

図6 黄熱病のワクチン接種を推奨する地域

(WHOが2012年に発表した資料より引用)

予防接種は検疫所で行っています。広島の場合は広島検疫所で接種を受けてください。接種は1回で予約が必要です。ワクチン接種当日にイエローカードが発行されます。イエローカードは発行の10日後から10年間有効です。パスポートと一緒に携行し、入国時にパスポートと一緒に提示してください。

また黄熱ワクチンは「生ワクチン」です。ワクチンには「不活化ワクチン」と「生ワクチン」の2種類があります。主な生ワクチンとして、黄熱のほか、麻疹・風疹・水痘・おたふく風邪ワクチン、BCGがあります。このような生ワクチンを接種した場合、その他のワクチンを4週間接種できません。逆に不活化ワクチンを接種した後は、1週間他のワクチンを接種できません。渡航先によっては複数のワクチン接種が必要になりますので、黄熱ワクチン接種の予約を取る場合は、検疫所か最寄りの渡航外来のある医療機関にご相談下さい。渡航までの期間にあわせて、ワクチン接種スケジュールを立てることができます。


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