救急小冊子

救急小冊子のお申し込み

緊急時の対策や予防など様々な情報をご覧いただけます。

※救急小冊子内の記載事項及び連絡先等は発行当時のものです。

知っておきたい薬物の乱用・依存に関する基礎知識

目次

おわりに

 わが国の薬物乱用・依存の状況は欧米諸国と比較してみると、<第一次予防(薬物の乱用・依存の防止)>に関しては、現在までのところ、比較的首尾よく展開しているのですが、<第二次予防(早期発見・早期治療による重症化防止)>と<第三次予防(治療後の再発防止)>のレベルでの対策は非常に立ち遅れております。
 今後は一般市民の薬物乱用・依存に関する無理解・偏見・差別を打破して、薬物乱用者・依存者に対しては、<罪を憎んでヒトを憎まず>の精神で、<社会的排除>から<社会的包摂>への流れを強力に支援・推進していくことが是非必要であると思われます。そのためにも、この冊子が皆様の<薬物乱用・依存に関する問題>の理解を深め、ひいては少しでも薬物乱用者・依存者や家族の置かれている立場と彼らの抱えている困難に対する理解を深め、薬物乱用者・依存者に対する<社会的包摂>が実現することを祈念してやみません。

平成25年9月
医療法人せのがわ KONUMA記念広島薬物依存研究所
所長 小沼 杏坪

謝辞

 小沼杏坪先生、「知っておきたい薬物の乱用・依存に関する基礎知識~正しい知識を身につけよう!」をご執筆いただき大変ありがとうございました。近年増加している薬物依存の問題を、その成り立ちから昨今の状況、健康に及ぼす影響や弊害を分かりやすく解説していただき、家庭や教育現場にて利用できる冊子として完成しました。図表や写真も多く、大変なご苦労があったであろうと拝察いたします。広報委員会一同、心より厚くお礼申し上げますとともに、県民の皆さまに救急小冊子をご活用いただきまして、健康増進に役立てていただけるように願っております。

広島県医師会広報委員会一同

〈引用資料〉

・P7 図表6

和田 清著「依存性薬物と乱用・依存・中毒」(星和書店, 2000)の3頁

〈図1 乱用・依存・中毒の関係〉

和田 清:医療モデルの違いとしての精神作用物質依存症治療. 精神科治療学

19 (11): 1281-1287, 2004

・P8 図表7

Kann L., KolbeLJ, Collons JL, eds. Measuring the health behavior of adolescents: The Youth Risk Behavior Surveillance System.

Public Health Rep. 19933 108 (Suppl1) より、勝野訳

・P9 図表8

L.D.Johnston et al. Monitoring the Future National Results on Drug Use 2012  

Overview より勝野作図

・P10 図表9

広島県医師会発行「禁煙指導アトラス2003」

・P14 図表14、P22 図表23

日本教育新聞社発行「依存性薬物シリーズ3 Don't Do! Drugs」

・P14 図表15、P28 図表3、P31 図表4、P32 図表5

財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター発行「薬物乱用防止教育指導者読本」

・P16 図表17

Stimmel B."HEROIN DEPENDENCY, MEDICAL, ECONOMIC AND SOCIAL ASPECTS"

Stratton Intercontinental Medical Book Corporation, New York, 1975 ISBN 0-913258-20-2

・P19 図表20

薬事日報社発行「健康とくすりシリーズ マリファナは怖い ~乱用薬物~」

・P20 図表21

徳井達司:大麻精神病~大麻の精神作用とその影響~.

依存性薬物情報シリーズNo.9「大麻乱用による健康障害」; pp83-112, (1998),

依存性薬物情報研究班(班長 加藤伸勝)編集, 京文社印刷を参照

知っておきたい薬物の乱用・依存に関する基礎知識
正しい知識を身につけよう!(非売品)

発行日:平成25年9月9日
執 筆:医療法人せのがわ KONUMA 記念広島薬物依存研究所
    所長 小沼 杏坪
編集者:生田 隆穂、豊田 紳敬、小園 亮次、佐々木龍司、豊田 章宏
    中尾三和子、奈良井章人、林谷 道子、檜山 桂子、茗荷 浩志
    吉田 良順、小笠原英敬、水野 正晴、岩崎 泰政
発行人:広島県医師会
印 刷:レタープレス株式会社
    〒739-1752 広島市安佐北区上深川町809番地の5
    TEL:(082)844-7500


前ページ:「解説 VI.薬物乱用防止を目的とした健康教育」へ 

戻る