健康情報

ウイルスと細菌

 新型コロナウイルスの流行が早く終わってもらいたいものですが、ウイルスと細菌の違いについて書いてみます。
 まず、ウイルスと細菌の大きさですが、どちらも小さくて目には見えません。しかし、ウイルスの方がより小さく細菌の50分の1程度です。
 次に増殖方法ですが、細菌は、細胞を持ち栄養源さえあればどんどん増殖していきます。それに対してウイルスは自分の細胞を持ってないので、ヒトや動物の細胞の中でしか増えることができません。
 感染したときの対処法は、細菌に対しては抗生物質を使用します。抗生物質は種類も多く、広範囲に使用されています。それに対して、抗ウイルス薬というものは種類も少なく、薬で対処できるウイルスは限られています。新型コロナウイルスに対する治療薬も今のところはありません。
 ウイルスであれ、細菌であれ、それらに感染しないためには、うがい、手洗いなど、基本的生活の衛生面に気を配り、これらのものと接触しないように心掛けることが肝心です。

(広島県医師会・山中 祐介) 2020年05月02日(土)


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