健康情報

災害と地域

 この夏だけでも西日本豪雨、台風21号、北海道地震と続けて起こり、しかも被災地が異なりました。つまり日本中、いつでも、どこにでも災害が発生してもおかしくない状況です。「想定外」と言われますが、日本は災害大国であり、これまで大きな災害に何度も遭っています。地震、津波、火山の噴火、豪雨、大火事...。何万もの人が犠牲になっています。
 岩手県普代村では過去の教訓を基に15.5メートルの防潮堤を築き、東日本大震災の津波から守られました。静岡県袋井市は津波に備え、海抜10メートルの高台を4ヵ所整備しました。高知県でも防波堤を築き、南海トラフ地震に備えようとしています。
 こうした地域を見習い、今後は各地区で、行政を中心に想定外の災害に向けた準備をすべきです。住民の方々が集まり、防災について話し合う必要もあると考えます。住民のつながりを活用し、いざというときに少しでも死者を減らさなければなりません。災害は防げません。起こったときのための準備が大事です。この機会に、皆さんで地域の防災について考えていただければと思います。

(広島県医師会・三宅規之) 2018年10月27日(土)


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