健康情報

朝ドラ「半分、青い」~おたふくかぜ難聴~

 NHKで放送中の朝の連続ドラマ「半分、青い」の主人公は難聴です。小学3年生の時に、耳鳴りからおたふくかぜ難聴と診断されました。
 おたふくかぜは、耳下腺が腫れる比較的軽症な感染症で、多くの子どもがかかりますが、約3分の1の人は無症状で終わります。しかし、髄膜炎や膵炎(すいえん)のほか、成人では睾丸(こうがん)炎や卵巣炎などを併発することがあります。あまり知られていませんが、千人に1人は難治性難聴になります。
 日本耳鼻咽喉科学会は、2015、16年におたふくかぜ難聴の全国調査をしました。2年間で336人の難聴の報告があり、うち16人は両側難聴でした。おたふくかぜ難聴には有効な治療法はありませんが、ワクチンがあります。子どもの時に予防接種をしておきましょう。

(広島県医師会・森美喜夫) 2018年09月15日(土)


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