健康情報

非アルコール性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver disease:NAFID)

 暑い日が続き、ついついビールに手が伸びます。アルコールによる肝障害はよく知られています。初期段階はアルコールの過剰摂取により肝臓に中性脂肪が蓄積され脂肪肝になります。
 最近は非飲酒者に同様の脂肪肝がよく見受けられます。非アルコール性脂肪性肝疾患と呼んでいます。日本人の有病率は9~30%で欧米諸国の有病率(20~40%)に比べ低く、中年男性、閉経後の女性に頻度が高いと報告されています。
 病変の進行に伴い、慢性肝疾患の中でも肝硬変や肝がんに占める割合は今後増加することが予想されています。メタボリック症候群の肝病変として注目されており、肥満、内臓脂肪など多くの症状との関連が示唆されています。

(広島県医師会・中西敏夫) 2018年08月25日(土)


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