健康情報

夏でも怖い脳卒中

 脳卒中は寒い冬に起こりやすいイメージですが、案外、夏にも多いのでご用心ください。
 脳卒中と一言で言っても大きく分けて、血管が切れる脳出血、血管が詰まる脳梗塞、脳動脈瘤(りゅう)が破れるくも膜下出血の3タイプがあります。
 脳出血は、高血圧の持病がある人が寒い季節になると、血圧が余計に上がることで血管が破れやすくなり、出血しやすくなります。逆に今のように暑い季節になると、体の水分が減って血液の粘り気が増し、血栓ができやすい状態になるため脳梗塞が起きやすくなります。くも膜下出血は、急激な気温変化に伴う血圧の変動が脳動脈瘤破裂の引き金になるともいわれています。
 昨今の夏の暑さ、冬の寒さは尋常ではありません。エアコンなどを適切に使って、なるべく気温のストレスを少なくするよう心掛けましょう。

(広島県医師会・小笠原英敬) 2018年08月18日(土)


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