健康情報

深部静脈血栓症DVT

 西日本豪雨は甚大な被害をもたらしました。避難生活を余儀なくされた方も多いと思います。避難所生活の中で注意しなければならない疾患で、生命をも脅かす危険なものに、深部静脈血栓症(Deep Vein Thrombosis=DVT)があります。
 これはいわゆるエコノミークラス症候群のことです。食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席や避難所に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)ができて、血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓(そくせん)などを発症することがあります。
 予防には、軽い体操やストレッチ運動をする▽こまめに十分な水分を取る▽たばこは吸わない▽ゆったりとした服装で、ベルトをきつく締めない▽かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎを軽くもんだりする▽眠るときは足を上げる―などが有効です。

(広島県医師会・津谷隆史) 2018年08月04日(土)


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