健康情報

デング熱

 数年前、東京でデング熱が発生し、公園での蚊の駆除の様子などがニュースで大きく取り上げられました。それまで一般的にはなじみの薄い病気でしたが、デング熱は蚊を媒体とするウイルス感染症です。一年中、蚊がいる環境の東南アジアや中南米、アフリカ、オーストラリア、中国などで常時発生しています。
 最近話題になることはほとんどありませんが、広島県内でも年間十数人の患者が出ています。東南アジアに出張した人が帰国後に高熱を出し、デング熱と診断されました。
 人→蚊→人の感染なので、日本では蚊が発生しない時期には他人に感染させることはありませんが、これから夏に向けてデング熱の流行地域に行かれる際には、蚊に刺されないようくれぐれも注意してください。感染が疑われる場合は、速やかに医療機関に申し出て受診されるようお願いします。

(広島県医師会・豊田秀三) 2018年07月21日(土)


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