健康情報

熱性けいれん

 育児中にみられるさまざまな異常の中で、「けいれん発作」ほど保護者を動転させるものはありません。なかでも熱性けいれんは身近なものです。
 熱性けいれんは、6歳未満の小児の5%前後にみられる良性のけいれんです。良性というのは、6歳を過ぎると自然と起こらなくなり、問題になるような後遺症を起こすこともないためです。
 特徴は、38度以上の発熱時に発症する▽多くは生後6ヵ月から36ヵ月で発症する▽ほとんどの発作は10分以内に治まる▽30~50%は複数回発作を起こす▽遺伝傾向がある-などです。
 対処法は、けいれん時には身体をうつぶせに近い半側臥位(はんそくがい)(体が45度の角度で横たわった姿勢)にして、唾液や吐物が口から出るようにし、けいれんが止まるまで待ってから病院に連れて行くことです。ただし、けいれんが15分以上続く時は救急車を呼んで病院に搬送することが大事です。

(広島県医師会・吉田良順) 2018年07月07日(土)


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