健康情報

睡眠時無呼吸ではありませんか?

 あなたは夜、ぐっすり眠れていますか。就寝時間は十分なはずなのに、朝すっきりと目覚めない人は、もしかしたら「睡眠時無呼吸症候群」かもしれません。
 睡眠中に10秒以上の気道閉塞(へいそく)、無呼吸が1時間に5回以上起こるものは睡眠時無呼吸症候群と呼ぶ病気です。これは高血圧や心不全、脳血管障害などの合併症が多いことで知られていますが、全身麻酔による手術を受ける場合も大きなリスクになります。麻酔で眠った後に気道が通りにくいことや、術後の低酸素血症や肺炎など呼吸器合併症の頻度が高くなります。
 日本の閉塞性無呼吸の患者は男性3.3%。女性0.5%という報告があります。一方で治療の必要な人の80~90%がはっきりと診断されてないともいわれています。肥満の人が多いのですが、顎が小さい、扁桃(へんとう)が大きいなどで気道が狭い人もいます。
 周囲の人からいびきの大きさや睡眠時無呼吸を指摘されたら、ぜひ耳鼻咽喉科や呼吸器科、睡眠クリニックなどの専門医療機関にご相談ください。

(広島県医師会・中尾三和子) 2018年06月16日(土)


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