健康情報

そろそろ脱水症に気を付けましょう

 だんだんと暑くなり、日一日と夏に近づいていく季節となりました。これからの季節に気を付けたいのは、やはり脱水症です。
 脱水症には実は3種類あるのはご存じでしょうか。私たちの体液は水分と電解質で構成されていますが、どちらが欠乏するかによって分けられます。①水分が欠乏する高張性脱水②電解質が欠乏する低張性脱水③水分と電解質が同じくらい欠乏する等張性脱水-です。
 高張性脱水は水分が欠乏し、強い口の渇きを感じるため、脱水であることを自覚しやすいのですが、高齢者や乳幼児は自覚することが難しいため、周りの方の注意・声掛けが必要です。
 低張性脱水は、大量に汗をかいた時や嘔吐(おうと)・下痢の時に水分だけ摂取している場合などに起こります。低張性脱水は口の渇きを感じにくいため、初期には自覚しにくく、進行すると血圧低下や意識障害などにつながります。そうならないために水分だけではなく、塩分の摂取も心掛けるようにしましょう。

(広島県医師会・谷 充理) 2018年06月02日(土)


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