健康情報

ウインタースポーツ外傷

 ボンジョールノ! 北イタリアで飲んだホットワインが恋しく、幼少期に三井野原スキー場(島根県奥出雲町)の民宿で食べた甘い雪中キャベツが懐かしい季節となってきました。今回は、スキーやスノーボード外傷について少し述べてみたいと思います。
 スキー外傷に関しては、スキー板やスキー靴の年次的変遷とともに、その特徴も変わってきました。私の幼少時代のスキー靴は、革製で丈が短く、ひもで結び、スキー板にワイヤでしっかり固定していました。そのため、足関節捻挫や足関節脱臼骨折が多かったのですが、その後、スキー靴は硬くて丈が長いバックルブーツ、スキー板は、転倒時に板が外れやすいセーフティービンディングが開発されました。
 その結果、足関節部の外傷は減少したのですが、ブーツトップ部での下腿(かたい)骨骨折や膝関節捻挫、膝内側靱帯(じんたい)損傷や膝前十字靱帯損傷が増加しています。スノーボード外傷は、上半身からの転倒による頭部外傷や手関節部骨折、肘や肩の骨折・脱臼など上肢の外傷が多いのが特徴です。また、スキーでは急斜面で転倒、スノーボードでは緩斜面で転倒することが多いようです。
 ウインタースポーツを楽しもうとしている皆さん、けがをしないよう、無理をせず楽しんでください。チャオ!

(広島県医師会・松本治之) 2018年02月17日(土)


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