健康情報

痔核(じかく)の症状と原因

 痔の3大疾患は痔核、切れ痔、痔瘻(じろう)、肛門周囲膿瘍(のうよう)ですが、今回は一番頻度の高い痔核についてお話をしたいと思います。
 痔核には、肛門の中にできる内痔核と肛門の外縁にできる外痔核の2種類があり、それぞれに症状が違います。内痔核の症状は排便時の痛みがない出血がほとんどであり、それが大きくなると肛門外に脱出してきます。一方、いわゆるいぼ痔と言われる外痔核の症状は排便時、排便後の痛みと出血です。内痔核は主に排便時の強いいきみ、外痔核は便秘などによる硬い便が原因となります。
 排便時に痛みがなく出血のみの場合、直腸がんではと心配して来院される方が多いのですが、実際には痔からの出血がほとんどですので、がん検診も兼ねて、どうぞお気軽に肛門科を受診いただければと思います。

(広島県医師会・山根 基) 2017年12月16日(土)


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