健康情報

職場の健康診断

 最近は職場での健康診断も健康に関する意識レベルが高くなったため、受診率が上昇しており、検査結果に対する関心率も高くなっています。会社側も最低限度の検査からいろいろなオプション検査を加えているのが見受けられます。
 検査結果に異常がある場合、検診医師のコメント以外に産業医の判断も求められます。私が長く産業医の仕事に携わっていて感じることは、高血圧を指摘されると、ほとんどの方が医師に受診し治療を始められるのですが、脂質異常症、高尿酸血症の方は医療機関を受診されない方が多いということです。
 高尿酸血症の方は痛風発作を起こすと激しい痛みを経験するためそれ以降治療を開始されるようですが、痛風発作がなくても高尿酸血症自体が長期的に腎臓や心臓の疾患を起こす事が報告されています。健康寿命を延ばすために、自覚症状がなくても治療を受けてください。

(広島県医師会・豊田秀三) 2017年07月29日(土)


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