健康情報

熱中症

 暑い環境では、体温調節機能が働き、多量の発汗によって、水分・塩分の喪失と循環血液量の低下、主要臓器の障害までが起きてしまいます。軽症の場合は、めまい、ぼうっとした感じ、立ちくらみ、筋肉痛や筋肉のケイレンなどで治まりますが、重症になれば生命の危険を伴います。
 暑い日中でのスポーツや労働で発症するのは当然ですが、高温の室内において、高齢者の発症が頻発しています。予防には、換気や空調の利用と、小まめな水分補給が大切です。高血圧・腎臓病など、塩分制限を指導されている方もおられると思いますが、今の時季は、スポーツドリンクや梅干しなどでの塩分補給も大切です。毎年、熱中症で5万人以上の方が医療機関に救急車で搬送されています。軽い症状でも早期に受診されることをお勧めします。

(広島県医師会・檜谷義美) 2017年07月22日(土)


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