健康情報

終末期医療(ターミナルケア)

 回復の見込みのない、死に近い終末期の医療が問題となっている。すなわち、自分で治療の選択の意思表示ができない状態の患者さんの治療、すなわち終末期医療(ターミナルケア)の問題である。
 とりわけ、延命治療継続の必要性の判断は極めて難しく、倫理的、時には法的問題も生じ、マスコミに取り上げられることも多い。そういう場合を想定して、「自分の心づもり」を家族や友人や医師と相談して、健常な時に前もって文章にしておくことが勧められている。
 これは、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)と言われ、広島県医師会でも数年来、重要施策の一つとして、地区医師会でモデル事業として研修している。この事業を広島県の「地域の文化」とするため、今後も力を入れていくつもりである。

(広島県医師会・平松恵一) 2017年07月15日(土)


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