健康情報

手足口病にご用心

 手足口病がはやっています。手足口病は毎年夏にはやる子どもの病気(90%が5歳以下)ですが、まれに大人がかかることもあり、その場合は40度近い高熱を出すことが多くあり、重症化します。
 手足口病はコクサッキーウイルスA6、A16型、エンテロウイルス71(EV71)型が主な原因で起こる感染症です。病名のとおり手・足・口内に水疱(すいほう)性の発疹ができ、約3分の1の割合で37度台の発熱が見られます。ほとんどの場合は軽症で、数日たてば治ってしまいます。
 注意しなければならないのはEV71型による手足口病で、髄膜炎や脳炎を合併することが多く重症化します。海外では多くの死亡例があります。飛沫(ひまつ)感染や接触感染が主です。手洗いが重要です。

(広島県医師会会員・吉田良順) 2017年07月08日(土)


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