健康情報

心房細動のカテーテル治療

 心房細動は心臓の拍動が速くなったり、遅くなったりして不規則になる不整脈です。
 最大の問題は、そういう状態では心臓の中に血液の塊ができやすく、これが血流に乗り、脳に詰まって脳梗塞を起こすことです。心房細動を止める薬は以前からありますが、効果に限界があり、脳梗塞を防げないため、血液を固まりにくくする治療に重点を置くのが現状です。
 しかし最近、研究が進んで、心臓(心房)の一定部分をカテーテルで焼灼(しょうしゃく)すれば、心房細動そのものを起こさないよう改善できることが分かりました。
 この治療法、実際の治療に応用されてまだ日が浅いのですが、安全性や有効性などが確認されつつあり、一般的な治療の選択肢として広がっています。詳しくは主治医にご相談ください。

(広島県医師会・小園亮次) 2017年05月13日(土)


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