健康情報

気象病

 風薫る5月ですが、季節が変化する時でもあり、体調を崩す人が少なくありません。特に、低気圧が近づくとそれを敏感に察知し、頭痛や全身倦怠(けんたい)感などの症状が出現する人もいます。
 この様に、天候により、体調が左右され症状が出る事を気象病と呼びます。気象病の原因としては、気圧の変化や、日内の気温の高低差などが血液の流れ、自律神経のバランスに影響を与えていることが考えられます。
 症状は前述したような頭痛や全身倦怠感などから気分の落ち込みに至るまで多岐にわたりますが、精神症状や自律神経症状はうつ病の症状にもよく似ています。それもそのはず、低気圧もうつ病も英語では「デプレッション」であり、言葉的にも興味深いところです。

(広島県医師会・山中祐介) 2017年05月06日(土)


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