健康情報

インフルエンザ

 毎年、この時季になりますと、インフルエンザが流行し話題に上ります。最近ではキットを使えば、その診断をかなり正確にできるようになっています。
 一度インフルエンザと診断されればすぐに特効薬が使用されます。ただし、発症後5、6時間たたないと陽性と判定できません。
 一度罹患した人や、医療関係者ならば知っていますが、患者さんの中には、このことを知らない方も多くおられます。
 さらに、いわゆるかぜとインフルエンザは大して違わないと認識されているからでしょうか、発熱もないのに検査を希望されて戸惑うことも毎日のように経験します。
 ただインフルエンザになると解熱するまでかなりつらいのと、解熱後も3日間程度は他人との接触を制限されるので、特に受験生や仕事などを休めない人にはワクチンの接種を勧めています。
 私自身は毎年ワクチンを接種しています。ワクチンを接種したのにインフルエンザになり、発症される方がけっこうある中で、私たちのように、毎日多くの患者さんを診察している医者が意外と発症しないことを実感します。
 日々、いろいろなウイルスにさらされているから、あるいは、人間何事も経験が重要ということでしょうか。病気にかかることもまた経験であり、大切なことと言えるのでしょうか。

(広島県医師会・大徳悦孝) 2017年02月25日(土)


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