健康情報

発熱について

 人間の脳には体温調節中枢があり、体の中で作られた熱は皮膚から絶えず放散されて、一定の体温が保たれるようにコントロールされています。個人差はありますが、約36度5分が平熱で、そこから1度上昇すると、臨床上は問題がある発熱となります。原因はさまざまですが、感染症などによる発熱は、体内に侵入したウイルスの増殖を抑えるために起きます。体の免疫力を活性化させるための自己防衛力でもあり、むやみに解熱剤で下げると、疾患の長期化や免疫力の低下につながる場合があります。しかし、高熱が何日も続くと、脳や内臓にダメージを受けることがあります。おおむね38度5分か、39度以上になって、頭や耳などの痛み、不機嫌、食欲低下、嘔吐(おうと)などの症状がある場合は、できれば医療機関を受診し、早めに解熱するようにしましょう。

(広島県医師会) 2016年12月31日(土)


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